アンダルシア地方、日本市場で4000万円投入、積極的な広告プロモ展開へ
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このうち、日本初の試みとしてテレビスポットキャンペーンを実施していく予定で、すでに日本語版のスポットを新宿、渋谷、銀座の大スクリーンで放映したという。ドゥカセ氏は「様々なプロモーションツールを通じ、集客の後押しとなることを期待する」と意気込みをのべた。
セミナーでは「新しい可能性」の例として、初心者向けのマラガ、グラナダ、コルドバ、セビージャといった代表都市を巡り、美食やフラメンコを体験する5日間のツアーや、アンダルシアファン向けの乗馬体験、闘牛、ワイナリーを訪問する8日間ツアーなどを提案。また、ロングステイ向けにはコスタ・デル・ソルを訴えたほか、マラガ・パブロ・ピカソ国際空港に3月にオープンした新ターミナルや、高速鉄道「アヴェ」のマラガ/マドリッド間が今年末に開通するなど、インフラのアップデートも紹介した。
なお、アンダルシア州政府観光局のマヌエル・マシアス氏は「アンダルシアのバラエティに富んだ新しい可能性を紹介したい。また、マグロ漁など独自の体験をすることで、アンダルシアの文化を体感し知ってほしい」と今回のプロモーションに意欲を示した。