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オーランド、09年の訪問者数が全米1位に−「笑顔」テーマにキャンペーン

  • 2010年5月19日
 オーランド・コンベンション&ビジターズ・ビューロー(オーランドCVB)によると、2009年のオーランド訪問者数は前年比4.7%減の約4660万人で全米最多となった。国内旅行も含めた数字で、ニューヨークの4530万人、ラスベガスの3640万人を抑えた。オーランドCVBプレジデント&CEOのゲイリー・セイン氏によると、当初は9.9%減の予想であったといい、厳しい環境下で堅調な結果を残せたことに自信を見せた。

 訪問者数のうちカナダを含む外国からは2.9%減の330万人で、全米の都市の中でのシェアは10.1%。ニューヨークの32.8%、マイアミの11.2%、ロサンゼルスの10.6%に次ぐ数値となった。また、今年に入ってからも堅調な推移は続いているといい、ホテルの宿泊数は3月が12%増、第1四半期が7.5%増となっている。


▽Orlando Makes Me Smile−「笑顔」テーマに全世界でキャンペーン

 オーランドCVBでは、4月から「笑顔」をテーマにしたキャンペーンを展開している。これは、オーランドを「“人を笑顔にさせる”デスティネーション」として打ち出すもので、全世界の中から67人にオーランド旅行をプレゼントする。67の数字は、100を超えるオーランドのアトラクションをすべて経験するために必要な日数という。9月からウェブサイト上で笑顔にまつわる物語を募集する。

 すでに「スマイル・アンバサダー」としてニューヨーク出身の若者2名を選出。2名は67日間かけてオーランドのすべてのアトラクションを体験し、SNSやツイッターなどでその情報を発信してきた。今後は、北米、英国、欧州などを訪れ、キャンペーンへの参加を訴える予定だ。


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