リーディングホテルズ・オブ・ザ・ワールド（LHW）の2010年12月期第1四半期の業績は、ホテル予約による収益が前年比27％増の1億4000万米ドル（約130億円）となるなど、好調な推移を見せている。1泊あたりの平均客室単価も14％増の432米ドルと2ケタ増となった。

　LHWでは、宿泊予約促進の取り組みをリーダーズクラブ会員に絞って実施したことが奏功したと分析。同会員の売り上げは39％増の1760万米ドル（約16億2000万円）と大幅に増加した。

　また、レジャー需要での売り上げは32％増の5280万米ドル（約48億6000万円）となっており、「リーディング・ゴルフ」や「リーディング・ヴィラ」など、特定のリゾートを対象にした宿泊プログラムを新たに展開したことが増加に貢献したという。さらに、既存の「リーディング・スイート」も売り上げが74％と好調であった。このほか、予約センターのサービス改善により、オペレーターを通した電話による予約の売り上げも34％増の3600万円（約33億1000万円）となった。