一休、09年度は営業収益28億円−取扱室数増加も単価は下落
一休.comなどを運営する一休の2010年3月期(2009年4月1日〜2010年3月31日)の営業収益は、前年比5.2%増の27億9000万円となった。経常利益は7.1%減の13億1700万円、純利益は6.0%増の8億2000万円。一休.comでは、海外からのビジネス目的の訪日客減少や新型インフルエンザなどにより、上半期に都心のシティホテルなどで稼働率が低下し、一休への提供室数が増加。また、夏休みや9月の大型連休で積極的に販促活動を展開するなどした結果、販売取扱室数が前年比9万室の132万室と伸びた。
ただし、平均単価は8.1%減の2万3060円となったため、販売取扱高は1.4%減の304億5800万円となった。手数料収入は3.3%増の24億9100万円であった。取扱施設数は年度末で、ホテル662軒、旅館564軒、合計1225軒。ホテルは44軒、旅館は75軒増加した。
2011年3月期(2010年4月1日〜2011年3月31日)は、営業収益が18.2%増の32億9700万円、営業利益が20.8%減の10億1600万円、経常利益が21.4%減の10億3500万円、純利益が26.8%減の6億円の予想。これらの減益は、中長期での飛躍的な成長を見込んで積極的に費用を投入するためという。販売単価は7.7%減の2万1288円の予想だが、取扱室数を24.2%増の164万室とし、取扱額を15.1%増の350億円、手数料収入を16.2%増の28億9500万円に拡大する考え。
ただし、平均単価は8.1%減の2万3060円となったため、販売取扱高は1.4%減の304億5800万円となった。手数料収入は3.3%増の24億9100万円であった。取扱施設数は年度末で、ホテル662軒、旅館564軒、合計1225軒。ホテルは44軒、旅館は75軒増加した。
2011年3月期(2010年4月1日〜2011年3月31日)は、営業収益が18.2%増の32億9700万円、営業利益が20.8%減の10億1600万円、経常利益が21.4%減の10億3500万円、純利益が26.8%減の6億円の予想。これらの減益は、中長期での飛躍的な成長を見込んで積極的に費用を投入するためという。販売単価は7.7%減の2万1288円の予想だが、取扱室数を24.2%増の164万室とし、取扱額を15.1%増の350億円、手数料収入を16.2%増の28億9500万円に拡大する考え。