バンコクツアー、各社が催行中止延長、1000名以上影響−HISとKNTは継続催行
外務省が4月23日深夜にバンコクの渡航情報を引き上げた後も、現地では散発的に爆発事件が発生するなど混乱が続いていることから、旅行大手各社がパッケージツアーの催行中止期間の延期を決めている。
最も中止期間が長いのは阪急交通社の5月9日までで、ジェイティービー(JTB)と日本旅行も5月7日までの催行を取りやめた。また、ジャルパックとANAセールスは4月30日までとした。
一方、エイチ・アイ・エス(HIS)と近畿日本ツーリスト(KNT)は催行を継続している。KNTは、5月26日出発分まで一定条件のもとで取消料を免除する措置を実施。HISは、4月27日出発分まで取消料を免除するが「4月28日以降は通常通り対応する予定」で、取消料も徴収する方針だ。
なお、各社が中止したツアーに参加する予定であった旅行者の数は、阪急交通社が約350名(4月24日〜5月9日)、日本旅行が約260名(4月24日〜5月7日)、ジャルパックが約240名(4月24日〜30日)、ANAセールスが58名(4月24日〜30日)など。JTBは28日以降の数値を公表していないが、4月24日から27日では158名であった。他社の商品も含めると、1000名以上が影響を受けていると考えられる。
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◆バンコクの渡航情報引き上げ、情勢緊迫化で−ツアー催行の判断は分かれる(2010/04/26)
最も中止期間が長いのは阪急交通社の5月9日までで、ジェイティービー(JTB)と日本旅行も5月7日までの催行を取りやめた。また、ジャルパックとANAセールスは4月30日までとした。
一方、エイチ・アイ・エス(HIS)と近畿日本ツーリスト(KNT)は催行を継続している。KNTは、5月26日出発分まで一定条件のもとで取消料を免除する措置を実施。HISは、4月27日出発分まで取消料を免除するが「4月28日以降は通常通り対応する予定」で、取消料も徴収する方針だ。
なお、各社が中止したツアーに参加する予定であった旅行者の数は、阪急交通社が約350名(4月24日〜5月9日)、日本旅行が約260名(4月24日〜5月7日)、ジャルパックが約240名(4月24日〜30日)、ANAセールスが58名(4月24日〜30日)など。JTBは28日以降の数値を公表していないが、4月24日から27日では158名であった。他社の商品も含めると、1000名以上が影響を受けていると考えられる。
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