クラツー、富裕層向けに新ブランド「ロイヤルステージ」、銀座サロン開設へ

  • 2010年4月27日
 クラブツーリズムは、富裕層向けに新ブランド「ロイヤルステージ」を立ち上げる。現在は海外を「丸の内倶楽部」、国内を「四季の華倶楽部」のブランドで個別に展開しているが、これらを一本化。5月15日には銀座に新ブランドの旗艦店として「ロイヤルステージ銀座サロン」を開設し、海外、国内を問わず富裕層向け商品の販売をめざす。

 サロンのコンセプトは「ゆるやかな時間が流れるくつろぎの空間」とし、既存の顧客との関係強化に加え、銀座の特性をいかして新規顧客の獲得もはかる。銀座への出店は、丸の内倶楽部が2005年に丸の内から新宿に移転した後、顧客から「もう一度、丸の内・銀座エリアに出店しないのか」といった声が寄せられたことも理由の1つという。

 ロイヤルステージのブランドは海外と国内の両方で展開し、海外は「ロイヤルステージ」、国内は「ロイヤルステージ 四季の華」の名称を使用する。旅行代金の価格帯は、海外旅行が約70万円以上、国内旅行が2泊3日で約10万円以上、日帰りのバスツアーでも約1万5000円からとなる見込み。

 なお、サロンの開業にあわせて、5月17日から24日まで記念フェアを開催。「生誕200周年を迎えるショパンの故郷ポーランドの旅」「新造船クイーン・エリザベス 初の世界一周!区間乗船クルーズ」など、ヨーロッパを中心に夏から秋にかけての記念商品を紹介する。また、期間中は連日、アコースティックギターの生演奏も用意するという。