ANAグループが組織改正、中期経営戦略の確実な実行めざす−支店など廃止も
全日空(NH)は4月1日付けで、組織改正を実施する。2010年度と2011年度を対象年度とする中期経営戦略の着手に合わせたもの。本社、営業推進、オペレーション、客室、運航などの各部門が対象。運営体制のスリム化や経営効率や生産性の向上などをねらう。
このうち営業推進本部では、マーケティング室とデータベースマーケティング準備室を廃止し、グローバルレベニューマネジメント部の下に「データベースマーケティングチーム」を設置。顧客動向や実績のデータ分析結果を営業方針の立案や座席管理などに迅速に活用することをめざす。また、販売サポート部と顧客センターを「営業サポート企画部」に改編するほか、販売サポート部国際チームをANAテレマートに移管し、同部教育訓練チームを「人材開発部」とする。
さらに、東京支店と大阪支店の国際販売計画業務を「国際販売統括室」に集約化。営業体制では、東京支店の千葉営業支店と立川営業支店、大阪支店の神戸営業支店と大阪南営業支店を廃止。これと同時に、ANAセールスの千葉支店、立川支店、神戸支店、大阪南支店も廃止し、大阪支店の予約販売部カウンターグループも廃止する。宇部支店は営業管轄地域を拡大し「山口支店」に改称する。
▽ANAセールスも4支店廃止
ANAセールスでも組織改正を実施。例えば、本社本部販売サポート部と営業システム部は廃止し、機能をNHの営業推進本部に移管。東京支店では、国内販売部を第一販売部、国際販売部を第二販売部に名称変更。第一販売部には「国内企画セールスグループ」「リテールセールスグループ」「国内団体セールスグループ」を置く。また、第二販売部では、カウンター店舗のハローツアー販売機能を「第一販売部リテールセールスグループ」に移管し、「国際企画セールスグループ」に名称を変更する。
大阪支店では、国内販売部と国際販売部、販売業務部を再編し、新設する「販売部」に集約。販売部には「第一販売グループ」「第二販売グループ」「第三販売グループ」を設置する。第一販売グループと第二販売グループでは、法人販売部の機能強化をはかる。
このほか、NHの営業支店廃止にあわせて、東京支店の千葉支店と立川支店、大阪支店の神戸支店と大阪南支店を廃止。予約販売部カウンターグループも廃止する。
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このうち営業推進本部では、マーケティング室とデータベースマーケティング準備室を廃止し、グローバルレベニューマネジメント部の下に「データベースマーケティングチーム」を設置。顧客動向や実績のデータ分析結果を営業方針の立案や座席管理などに迅速に活用することをめざす。また、販売サポート部と顧客センターを「営業サポート企画部」に改編するほか、販売サポート部国際チームをANAテレマートに移管し、同部教育訓練チームを「人材開発部」とする。
さらに、東京支店と大阪支店の国際販売計画業務を「国際販売統括室」に集約化。営業体制では、東京支店の千葉営業支店と立川営業支店、大阪支店の神戸営業支店と大阪南営業支店を廃止。これと同時に、ANAセールスの千葉支店、立川支店、神戸支店、大阪南支店も廃止し、大阪支店の予約販売部カウンターグループも廃止する。宇部支店は営業管轄地域を拡大し「山口支店」に改称する。
▽ANAセールスも4支店廃止
ANAセールスでも組織改正を実施。例えば、本社本部販売サポート部と営業システム部は廃止し、機能をNHの営業推進本部に移管。東京支店では、国内販売部を第一販売部、国際販売部を第二販売部に名称変更。第一販売部には「国内企画セールスグループ」「リテールセールスグループ」「国内団体セールスグループ」を置く。また、第二販売部では、カウンター店舗のハローツアー販売機能を「第一販売部リテールセールスグループ」に移管し、「国際企画セールスグループ」に名称を変更する。
大阪支店では、国内販売部と国際販売部、販売業務部を再編し、新設する「販売部」に集約。販売部には「第一販売グループ」「第二販売グループ」「第三販売グループ」を設置する。第一販売グループと第二販売グループでは、法人販売部の機能強化をはかる。
このほか、NHの営業支店廃止にあわせて、東京支店の千葉支店と立川支店、大阪支店の神戸支店と大阪南支店を廃止。予約販売部カウンターグループも廃止する。
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