香港政観、10年はフェスティバルと夜景−1月2ケタ増で滑り出し好調
香港政府観光局(HKTB)は2010年、「Festive Hong Kong 2010」をテーマにプロモーションを展開する。これはHKTBが全世界共通で展開するもので、昨年の「フード&ワイン」に続き、香港独自のお祭りやイベントに焦点を当てる。HKTBマネージャー東日本の河原靜氏は、「香港の多様な魅力をただ漫然とプロモーションするのではなく集中して打ち出す」ことで、「香港の魅力のダイナミックな広がり」を伝えるねらいを説明。また、HKTB広報の林麻里衣氏も「質の高い旅行体験を知ってもらい、生涯忘れられない思い出を提供したい」と意気込みを示した。
「Festive Hong Kong」では、1年間で開催、実施されるお祭りやイベントを6つのテーマに分けてアピール。例えば5月は「カルチュラル・セレブレーションズ」とし、「長洲饅頭節」「仏祖誕」「譚公誕」などを紹介。また、6月から8月は「サマー・スペクタキュラー」で、7月23日から25日にかけて開催される「ドラゴンボートカーニバル」などを打ち出す。このほか9月と10月は「ハロウィーン・トリート」、11月は「ワイン&ダイン・マンス」、12月は「ウィンター・フェスタ」、2011年1月と2月は「旧正月セレブレーション」とする。また、HKTBでは、香港の自然や芸術、文化などのテーマでのプロモーションも強化する方針という。
このほか、日本市場独自の取り組みとして、夜景のプロモーションも強化。これは昨年開始したもので、昨年は「“100万ドル”だけでない価値を付加したかった」(林氏)ため、夜景評論家の丸々もとお氏に香港の夜景を分析を依頼。この結果として「自信を持ってプロモーションできるようになった」(同)といい、現在のところ旅行会社からの反応も非常に良いという。5月ごろには夜景の情報を発信するウェブサイトの開設する予定だ。
なお、林氏によると、1月の日本人訪問者数は正式な数値は発表されていないものの2ケタを超える伸びで、好調な滑り出しを見せている。昨年の「ワイン&ダイン」プロモーションも、中華料理とワインなど香港とワインのイメージ付けができたとの認識。昨年はワインのオークションが14回開催され、回数でロンドンを抜いて世界2位になったといい、今後のさらなる浸透に期待を示した。
「Festive Hong Kong」では、1年間で開催、実施されるお祭りやイベントを6つのテーマに分けてアピール。例えば5月は「カルチュラル・セレブレーションズ」とし、「長洲饅頭節」「仏祖誕」「譚公誕」などを紹介。また、6月から8月は「サマー・スペクタキュラー」で、7月23日から25日にかけて開催される「ドラゴンボートカーニバル」などを打ち出す。このほか9月と10月は「ハロウィーン・トリート」、11月は「ワイン&ダイン・マンス」、12月は「ウィンター・フェスタ」、2011年1月と2月は「旧正月セレブレーション」とする。また、HKTBでは、香港の自然や芸術、文化などのテーマでのプロモーションも強化する方針という。
このほか、日本市場独自の取り組みとして、夜景のプロモーションも強化。これは昨年開始したもので、昨年は「“100万ドル”だけでない価値を付加したかった」(林氏)ため、夜景評論家の丸々もとお氏に香港の夜景を分析を依頼。この結果として「自信を持ってプロモーションできるようになった」(同)といい、現在のところ旅行会社からの反応も非常に良いという。5月ごろには夜景の情報を発信するウェブサイトの開設する予定だ。
なお、林氏によると、1月の日本人訪問者数は正式な数値は発表されていないものの2ケタを超える伸びで、好調な滑り出しを見せている。昨年の「ワイン&ダイン」プロモーションも、中華料理とワインなど香港とワインのイメージ付けができたとの認識。昨年はワインのオークションが14回開催され、回数でロンドンを抜いて世界2位になったといい、今後のさらなる浸透に期待を示した。