韓国、空港利用料の対象拡大、「際際」の同日乗継も−3月1日発券分から

  • 2010年2月24日
 大韓航空(KE)やアシアナ航空(OZ)によると、韓国国内の空港で3月1日、国際線から国際線への同日乗継で国際旅客乗継利用料の徴収が開始される。これまでは24時間以上滞在して乗り継ぐ場合にのみ適用され、24時間以内の乗継であれば免除されていた。利用料は1万ウォンで、航空券発券時に徴収する。韓国国内で国際線が就航する仁川空港や金浦空港など8空港すべてで適用となる。OZでは、すでに旅行会社や販売代理店に対して各地域の営業支店から通知しており、ウェブサイト上でも案内していた。

 ある旅行会社の企画担当者は、「使用料やルール変更などは韓国だけでなく世界的によくあること」と話しており、パッケージ料金の一部ではなく別途徴収しているため「大きな混乱や影響はない」ととらえている。販売店への告知や店頭で顧客に対して案内することで周知していく。