西鉄、東武の第3四半期、旅行事業はともに減収−景気低迷やインフル影響し

  • 2010年2月5日
 私鉄各社のうち、西日本鉄道と東武鉄道がこのほど発表した2010年3月期第3四半期(2010年4月1日〜12月31日)の連結業績で、旅行業を含む事業は景気低迷などの影響を受けていずれも減収となった。

 西日本鉄道の旅行事業は、国際物流事業やホテル業などともにレジャー・サービス業に含まれ、営業収益は前年比25.0%減の612億1000万円、営業損益は7億4500万円の赤字(前年:9億6200万円の黒字)となった。

 東武鉄道によると、旅行業、遊園地・観光業、ホテル業、飲食業を含むレジャー事業の営業収益は5.9%減の599億6800万円、営業損益が27.2%減と2桁減だったものの5億7100万円の黒字(前年:7億8500万円の黒字)を計上した。


▽関連記事
京王観光、第3四半期の営業収益は14%減−レジャー・サービス業で利益確保(2010/02/03)