スカイマーク、第3四半期で黒字確保−小型機材に統一でコスト削減

  • 2010年2月1日
 スカイマーク(BC)は2010年3月期第3四半期(2009年4月1日〜2009年12月31日)の業績で、営業利益が24億2100万円となり37億4200万円の損失を計上した前年から大きく改善した。売上高が前年比4.5%減の306億1700万円となったものの、航空機材をボーイングB737型機に統一したことで燃油費や整備費などが減少し、事業費が21.6%減の264億7500万円と大幅に減少。経常利益は22億7600万円(前年:38億4800万円の経常損失)、純利益は18億1100万円(同:35億5700万円の純損失)であった。

 なお、機材小型化により期間中の提供座席数は減少したものの旅客数は増加し、搭乗率は上昇。第3四半期の平均搭乗率は78%で、11月には東京/福岡線が93%となるなど好調であった。ただし、競争激化によって旅客単価が下落し、旅客収入は4.4%減の301億5700万円となった。