コンチネンタル航空、09年純損失2.8億ドル−第4四半期に需要回復傾向

  • 2010年2月2日
 コンチネンタル航空(CO)の2009年12月期(2009年1月1日〜12月31日)の業績で、本業のもうけをあらわす営業損益は1億4600万米ドルの赤字(前年、以下同:3億1400万米ドルの赤字)となった。純損益も2億8200万米ドル(5億8600万米ドル)と改善している。旅客数が6.4%減の4868万2000人と減少した結果、旅客収入が18.9%減となったものの貨物収入が増加し、営業収入全体では17.4%減の125億8600万米ドルとなった。これに対して営業費用は18.1%減の127億3200万米ドルであった。

 期間中の主要路線運航実積では、座席供給量をあらわす有効座席マイル(ASM)は5.0%減と削減。一方需要をあらわす有償旅客マイル(RPM)は3.6%減にとどまり、ロードファクターは1.1ポイント増の81.9%となった。また、国際線も1.0ポイント増の79.9%となっている。

 なお、第4四半期の主要路線は、ASMを0.5%としたところRPMは3.7%増となり、ロードファクターも3.3ポイント増の82.6%と改善している。