ANAセールス、上期スカイホリデーの販売を開始−4%増の150万名集客めざす

  • 2010年1月22日
 ANAセールスは2月1日、2010年度上期のANAスカイホリデーの販売を開始する。4月1日からは「春タビキャンペーン」を展開し早期の需要の取り込みをはかり、前年比4%増となる150万名の集客をめざす。

 看板商品となる「感動案内人」プランではこれまで、組み込み型とオプショナルプランの2タイプで展開していたが、上期から全方面でオプショナルプランに統一した。これにより、宿泊を自由に組み合わせるなど顧客の選択肢の幅を広げられるよう工夫した。北海道、九州、沖縄方面では新たに「滞在型プラン」を企画、北海道ではルスツ・ニセコでの農業体験や、九州ではたびごと九州と題した企画を用意、九州ならではの歴史や神話、温泉をテーマにしたエリア滞在型を展開する。

 このほか、フライトと宿泊先を自由に選ぶことができる「フライト+宿泊プラン」と宿泊先のみを選ぶ「宿泊プラン」の2パターンを設けた。春タビキャンペーンは4月1日から5月31日出発分まで、同キャンペーンマークを掲載した商品に参加した人が対象で、予約時の照会番号とANAマイレージクラブの会員番号が必要となる。抽選で総勢500名にANA旅行券3万円分やANAホテル宿泊券などが当たる。

 また、2006年6月から販売を開始した、ANAダイナミックパッケージの「旅作」は10月の時点で40万名の予約を達成、2009年度は人数ベースで52%増を見込み、2010年度上期は100%増を販売目標とした。現在は、旅行券100万円分プレゼントやボーナスマイル1000マイル加算など、40万名の予約達成を記念した期間限定キャンペーンを展開中で、さらなる販売の拡大をめざす。