HIS、12月中の年末年始予約が20%増で推移−グアム、韓国など近場が人気
エイチ・アイ・エス(HIS)はこのほど、年末年始の海外旅行動向についてとりまとめた。これは、12月23日から2010年1月4日までの期間中、HISの海外ツアーと海外航空券を対象に調査したもの。全体的には前年と比べて微減しているが、間際予約が顕著に表れており12月に入ってからの予約が前年比20%増で推移しているという。また、11月末から12月7日まで実施した海外支店100店舗突破記念セールやその後継続して展開しているクリアランスセールなどが奏功しているという。消費者の予約間際化にあわせてHIS各店舗でも引き続き販売を強化していく。
渡航先では、韓国やグアムなどを始め、近距離方面を中心に人気となった。また、2009年が州誕生50周年だったハワイも8%増と予約状況は好調で、50周年を契機としたハワイ州政府観光局(HTJ)の大型プロモーションや、HISオリジナルトローリーの運行などもその要因となったようだ。このほか、予約伸び率が好調だったのは、インドやカンボジア、トルコ、オーストラリア、海南島など。もともとアジア旅行事業部で取り扱っていたインドだが、2009年から中国韓国南アジアグループを新たに立ち上げて専任の担当者を配置するなどして安定的に商品を展開。海南島はチャーターを実施するなど積極的な販売が認知度向上などにつながり結果的に92%増で推移。オーストラリアも前年比プラスで推移しており、新宿本社でのキャンペーンなどが影響したという。
なお、今年は日並びが悪いこともあり、ピークをずらして予約する傾向が目立ち、12月30日が1位、26日が2位、29日が3位となった。
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渡航先では、韓国やグアムなどを始め、近距離方面を中心に人気となった。また、2009年が州誕生50周年だったハワイも8%増と予約状況は好調で、50周年を契機としたハワイ州政府観光局(HTJ)の大型プロモーションや、HISオリジナルトローリーの運行などもその要因となったようだ。このほか、予約伸び率が好調だったのは、インドやカンボジア、トルコ、オーストラリア、海南島など。もともとアジア旅行事業部で取り扱っていたインドだが、2009年から中国韓国南アジアグループを新たに立ち上げて専任の担当者を配置するなどして安定的に商品を展開。海南島はチャーターを実施するなど積極的な販売が認知度向上などにつながり結果的に92%増で推移。オーストラリアも前年比プラスで推移しており、新宿本社でのキャンペーンなどが影響したという。
なお、今年は日並びが悪いこともあり、ピークをずらして予約する傾向が目立ち、12月30日が1位、26日が2位、29日が3位となった。
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