日本航空、10月の国際線旅客数は4.5%減、欧州、グアム、中国など好調

  • 2009年12月10日
 日本航空(JL)の2009年10月の国際線旅客数は、前年比4.5%減の96万1990人となった。有効座席数(ASK)を14.0%減と絞った一方で、有償旅客数(RPK)は1.7%減と前年並みを維持。旅客数を方面別でみると、グアム線が18.9%増の4万1629人、欧州線が10.0%増の10万9484人と2ケタ増となったほか、中国線も6.3%増の15万4123人と好調に推移した。太平洋線も0.6%増の21万1185人でわずかだが前年を上回った。好調の方面の特徴として、グアム線は利用率が13.8ポイント、欧州線は15.2ポイント、中国線は12.9ポイントで、利用率が大きく改善している。オセアニア線は旅客数が21.6%減の2万5337人となったが、利用率は20.9ポイント改善の79.5%となった。1月から10月の旅客数累計は9.2%減の643万2815人。

 なお、国内線旅客数は13.8%減の334万6718人。ASKの4.7%減に対しRPKが14.1%減と低迷し、利用率は63.2%であった。