日本航空、国際2路線を減便、機材小型化は3路線−4億円強の収支改善へ
日本航空(JL)は2009年度下期の路線便数計画を変更し、成田/ニューヨーク/サンパウロ線と成田/上海線の国際2路線を減便する。このほか、羽田/北京線、成田/北京線、羽田/香港線では機材を小型化する。日本航空広報部では、「収支改善を目的とした減便、小型化」と説明しており、約4億円強の改善につながるという。
今回減便する2路線の11月の搭乗率は60%台。成田/ニューヨーク/サンパウロ線に関しては「悪くない数値」との認識だが、一方で、燃料などを含めた運航コストが「かなりかかっている」ため、大きな負担となっていた。2010年2月1日から3月27日まで週3便を週2便体制に減便して運航する。また、成田/上海線は2010年1月18日から3月27日まで、JL619便と610便を運休。週28便から21便に減らすものの、21便という便数を確保していることからバリエーションは維持しニーズに応えられるとの考えだ。
このほか、2010年1月18日から3月27日までの期間中、羽田/北京線をボーイングB777-200ER型機からB767-300ER型機に、成田/北京線をボーイング767-300型機からB737-800型機、羽田/香港線をBボーイング777-200ER型機をB767-300ER型機に変更する。引き続き路線便数計画の見直しは進めていく方針で、決定次第発表する。
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◆日本航空、内際18路線を運休・減便、5地点撤退−国際線座席供給量は2割減(2009/11/06)
今回減便する2路線の11月の搭乗率は60%台。成田/ニューヨーク/サンパウロ線に関しては「悪くない数値」との認識だが、一方で、燃料などを含めた運航コストが「かなりかかっている」ため、大きな負担となっていた。2010年2月1日から3月27日まで週3便を週2便体制に減便して運航する。また、成田/上海線は2010年1月18日から3月27日まで、JL619便と610便を運休。週28便から21便に減らすものの、21便という便数を確保していることからバリエーションは維持しニーズに応えられるとの考えだ。
このほか、2010年1月18日から3月27日までの期間中、羽田/北京線をボーイングB777-200ER型機からB767-300ER型機に、成田/北京線をボーイング767-300型機からB737-800型機、羽田/香港線をBボーイング777-200ER型機をB767-300ER型機に変更する。引き続き路線便数計画の見直しは進めていく方針で、決定次第発表する。
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