TIJ舩山会長、「ビジネスモデル変革を」−日観協との統合視野に組織見直し
日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ)会長の舩山龍二氏は12月8日、8回目となるツーリズムサミットの冒頭挨拶に立ち、旅行業界のビジネスモデルの変革を訴えた。舩山氏は2009年を振り返り、「40年間でこんなに厳しいことはなかった」と述べ、「不況やインフルエンザもあったが、もっと深刻なのは需要や流通の構造変化や消費者動向の変化」と言及。その上で、「今までのビジネスモデルや観光地のあり方などを抜本的に変えていく必要がある」と訴えた。
また、観光立国推進基本法の中で観光事業団体がより主体的に取り組むことが掲げられていることから、TIJとしても提言などの役割を発揮するべきとの考えを説明。すでに8日午前中にも、観光立国推進基本計画で掲げる5つの目標に向けて、さらなる具体策を民主党に提出したという。さらに「今後改めて大臣や副大臣に説明に行きたい」考えで、観光立国に向け積極的に取り組む姿勢を示した。
また、同日に開催した理事会ではTIJと日本観光協会の統合を視野に入れた組織の見直しをしていくと決定。「観光庁が官の組織として各省庁を横断的にまとめている。私たちも観光庁の民側の強いパートナーとなるため、どういう組織がよいのか検討する」と明らかにした。なお、ツーリズムサミットでは、このほかYokoso!Japan大使任命式や休暇取得についての基調講演などを実施した。
また、観光立国推進基本法の中で観光事業団体がより主体的に取り組むことが掲げられていることから、TIJとしても提言などの役割を発揮するべきとの考えを説明。すでに8日午前中にも、観光立国推進基本計画で掲げる5つの目標に向けて、さらなる具体策を民主党に提出したという。さらに「今後改めて大臣や副大臣に説明に行きたい」考えで、観光立国に向け積極的に取り組む姿勢を示した。
また、同日に開催した理事会ではTIJと日本観光協会の統合を視野に入れた組織の見直しをしていくと決定。「観光庁が官の組織として各省庁を横断的にまとめている。私たちも観光庁の民側の強いパートナーとなるため、どういう組織がよいのか検討する」と明らかにした。なお、ツーリズムサミットでは、このほかYokoso!Japan大使任命式や休暇取得についての基調講演などを実施した。