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エア・カナダ、オーロラ観光の需要喚起へ−来春のカルガリー線就航にあわせ

  • 2009年12月4日
 エア・カナダ(AC)は、ノースウエスト準州観光局、オーロラビレッジの協力のもと、コニカミノルタプラネタリウムで「オーロラ夢物語2009−満天−」を消費者向けに開催した。

 日本からオーロラ観光で人気の都市イエローナイフへ行く場合、バンクーバー経由で入ることが多いが、さらに2010年3月28日からは成田/カルガリー間を週3便で運航することが決まっており、カルガリー経由でのアクセスも可能。成田発のスケジュールでは同日乗り継ぎも可能であることから、その利便性を伝えるとともに、イエローナイフでのオーロラの魅力、楽しみ方を伝え、需要喚起に繋げたい考えだ。

 同イベントは定員制で、当日は2400名の応募のなかから当選した172名が来場した。会場では、オーロラ研究の第一人者である上出洋介氏によるオーロラの不思議に関する解説やプラネタリウムでのオーロラ体験を実施。参加者からは熱心な質問が飛び交い、カナダでのオーロラ体験に対する需要の高さをうかがわせた。さらに、ACの成田からイエローナイフへの往復航空券の抽選会も実施し、会場は大いに盛り上がった。
  
 イエローナイフでオーロラ観賞用施設の運営やツアーを催行するオーロラビレッジの森田一茂氏によると、今年も11月、12月ともに好調で、前年比15%増であるという。また、最近はFITの旅行者も多く、特に女性客が7割と女性からの人気が高いそうだ。

 ACマーケティングエグゼクティブの笹淵正一郎氏は、「成田/イエローナイフ間の好調さを実感している」と話し、さらに2010年3月28日より成田/カルガリー線を週3便で運航することから、今後は、イエローナイフでのオーロラとカルガリーでの冬のロッキーを組みあわせも提案していきたい考えだ。