観光活性化フォーラム
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モスクワ空港、新ターミナル開業−スカイチーム集結

  • 2009年12月3日
 アエロフロート・ロシア航空(SU)によると、モスクワ・シェレメチェボ空港のターミナルDが11月15日に供用を開始した。同空港に就航するスカイチームとパートナー航空会社が集結するターミナルで、SUの場合、運航便のうち国際線は77便、国内線は26便を発着。国際線は日本路線を含み、主にヨーロッパ方面の便となる。SU便はターミナルF(旧第2ターミナル)にも33便残るが、中国線、韓国線、インド線などのアジア線とCIS方面がメインとなり、ヨーロッパ線はベオグラード、ザグレブ、オセロ、ブリュッセル便のみ。

 新ターミナル開業により、ターミナル間の移動方法が変更になる。ターミナル移動が必要な国際線/国際線の乗り継ぎの場合、空港制限区域内を移動する無料シャトルバスを利用する。到着後、トランジットカウンターでの手続き後、乗継便の出発時刻にあわせてシャトルバスが案内される。また、国内線への乗り継ぎの場合、空港周辺の一般道を走る無料シャトルバスを利用する。到着後、入国審査や荷物の受け取り、税関手続きを済ませて、到着ホールを出てから各ターミナルのバス乗り場へ行く。同バスは15分ごとに運行し、ターミナル間を巡回する。

 なお、SUが運行する無料シャトルバスを利用する場合は、Eチケットの控えを提示する必要がある。