JATA・VWC推進室、ドナウ流域3ヶ国で受入関係者向けセミナー開催−初の試み
日本旅行業協会(JATA)VWC2000万人推進室は、重点デスティネーション指定地域であるドナウ流域国7ヶ国のうち、クロアチア、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナの3ヶ国で、現地の日本人観光客受入関係者用のセミナーを開催する。日本の旅行業や日本人観光客の特性などを解説して、日本人観光客の受け入れに対して各国が抱える問題改善とサービス水準の向上、今後の商品開発の基礎を作ることがセミナーの目的だ。日本海外ツアーオペレーター協会(OATA)の協力を得て実現するもので、VWCとして初の試み。また、同地域について、観光庁と連携して推進する観光開発促進協力調査事業の一環でもある。セミナーは11月24日にザグレブ、11月26日にベオグラード、11月28日にサラエボで開催する。
受入の問題として、クロアチアでは2008年に日本人観光客が66%増と急増したことにともない、ガイド不足やホテル、レストランの質の低さが指摘されている。また、今後の増加が期待されるセルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナでは、日本人の取扱い経験のあるオペレーターや日本語ガイドが少ない問題がある。同推進室室長の澤邊宏氏はセミナーについて「『こうあるべき』ということを伝えるのではない。日本の事情を現地側なりに理解して受入体制を整備することで、地域らしさが出てくるだろう」と、期待を話す。また、これにあわせて、日本の海外旅行市場に参入するための参考資料となる「マーケット・エントリー・ガイダンス」をVWC2000万人推進室が編集し、初めて作成。セミナーで関係者に配布する。
受入の問題として、クロアチアでは2008年に日本人観光客が66%増と急増したことにともない、ガイド不足やホテル、レストランの質の低さが指摘されている。また、今後の増加が期待されるセルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナでは、日本人の取扱い経験のあるオペレーターや日本語ガイドが少ない問題がある。同推進室室長の澤邊宏氏はセミナーについて「『こうあるべき』ということを伝えるのではない。日本の事情を現地側なりに理解して受入体制を整備することで、地域らしさが出てくるだろう」と、期待を話す。また、これにあわせて、日本の海外旅行市場に参入するための参考資料となる「マーケット・エントリー・ガイダンス」をVWC2000万人推進室が編集し、初めて作成。セミナーで関係者に配布する。