トップツアー、9月の海外旅行取扱額は25%減−個人旅行は改善

  • 2009年11月18日
 トップツアーの2009年9月の旅行総取扱額は、前年比7.4%減の109億8716万1000円となった。このうち、海外旅行は25.0%減の29億864万1000円と低調。団体旅行は一般団体が37.0%減、教育旅行が49.3%減で合計でも39.7%減。ただし、前月の対前年実績は上回っているという。また、企画商品では自社企画商品が大型連休の効果もあって30.8%増となり、企画商品全体でも6.4%増であった。個人旅行は、取扱人数は増加したものの11.0%減となった。

 取扱人数は、団体旅行が31.8%減であったが、中国は56.3%増、シンガポールは11.3%増と伸張。また、個人旅行は111.5%増となり、台湾やグアム、サイパンが10倍以上増加するなど、連休中に旅行できる比較的近距離のエリアに人気が集まったという。

 このほか、国内旅行は0.6%減の76億3453万9000円、訪日旅行は11.1%増の2億135万円。国内では、新型インフルエンザによって延期した旅行が実施されたこともあり、団体旅行が7.5%増と好調であった。