日本航空、9月の国際線利用率が2桁プラス−需要回復の傾向鮮明に
日本航空(JL)の2009年9月の国際線旅客数は、前年比6.0%増の102万9489人であった。グアム線が30.9%増の4万7390人、中国線が25.9%増の16万8682人となるなど大きく回復したほか、太平洋線が8.1%増の21万8562人、欧州線が4.4%増の11万435人となるなど好調に推移。座席供給量を表す有効座席キロ(ASK)を13.1%減と絞った一方、需要を表す有償旅客キロ(RPK)は4.4%増となり、利用率は13.2ポイント増の78.9%となった。特にオセアニア線と中国線は20ポイント以上回復している。
RPKは4月から6月にかけて大きく減少し、6月は約25%減となったが、7月は11%減、8月は6%減、9月は4%増と回復しつつある。日本発業務需要、日本発観光需要、海外発需要ともに第1四半期は前年割れしていたが同様に回復傾向を示し、特に日本発観光需要は10%超のプラス成長に転じた。日本発業務需要は第1四半期の約45%減が第2四半期には約30%減に回復。ただし、イールドは引き続き低迷し、第2四半期は約40%減となった。
なお、2009年度上期では、旅客数が10.0%減の547万825人、利用率が0.4ポイント増の67.8%となった。
RPKは4月から6月にかけて大きく減少し、6月は約25%減となったが、7月は11%減、8月は6%減、9月は4%増と回復しつつある。日本発業務需要、日本発観光需要、海外発需要ともに第1四半期は前年割れしていたが同様に回復傾向を示し、特に日本発観光需要は10%超のプラス成長に転じた。日本発業務需要は第1四半期の約45%減が第2四半期には約30%減に回復。ただし、イールドは引き続き低迷し、第2四半期は約40%減となった。
なお、2009年度上期では、旅客数が10.0%減の547万825人、利用率が0.4ポイント増の67.8%となった。