20代男女の旅行意欲は強く、パートナーや友人が旅行意欲を後押し−JTB調査

  • 2009年11月9日
 ジェイティービー(JTB)では2009年10月2日から6日まで、20代の独身男女の旅行についての意識調査を実施した。今回は、過去3年間に自発的に旅行した人としなかった人にわけて比較した。旅行した人のうち「今、旅行したいか」という質問には、94.0%の女性、87.7%の男性が「今、旅行したい」と答えている。旅行しなかった人のうち「今、旅行したい」と答えたのは女性が71.0%、男性が48.3%となった。また、「今、旅行したくない人」が旅行に行くための最低条件に挙げたのは、男女ともに「混雑していないなら」となった。このほか、パートナーや親しい友人など一緒に旅行にいける人がいることが旅行への後押しとなる傾向がある。

 旅行した人の83.2%が小学生の頃に1年に1回以上の家族旅行をしており、1年に2回以上旅行した人は46.0%と半数近くを占めた。また、旅行した女性のうち48.4%が自分から気軽に誘って会える友人が4、5人以上いるとの結果で、一緒に出かけることの出来る友人が多い傾向がある。

 さらに、添乗員やガイドが付いた周遊型のパッケージツアーや団体旅行に対する調査も実施。旅行しなかった人は今後の参加意欲が低いが、乗り物やホテルの心配がいらない、旅行費用が安く済むならよいなど楽に安く旅行できるkとをメリットと捉えている。一方、旅行した人はガイドから詳しい説明聞けたり多くの見所をまわれるなど効率性や説明が付く点などをメリットとして捉えていた。