KNT、中国・アジアの訪日旅行強化で新部門−取扱人数2.5万人めざす
近畿日本ツーリスト(KNT)は2010年1月1日、国際旅行事業本部カンパニー内に「中国・アジアセンター」を新設する。中国とアジア地域からのインバウンドの取扱強化をめざすもの。これまでは国ごとにグループ各社に担当部署を設置して取り組んできていたが、集約をはかる。人員配置などは未定であるものの、15名程度の規模を予定しており、3年後に取扱人数2万5000人、販売高8億円をめざす。
従来、KNTのインバウンド事業は、欧米、オーストラリア市場は国際旅行事業本部カンパニー、中国はケイアイイーチャイナ、韓国、台湾はユナイテッドツアーズ内のアジア旅行センター東京が担当。新設する中国・アジアセンターは、ケイアイイーチャイナとユナイテッドツアーの機能と人材を集約。設立後は北東アジア地域だけでなく、東南アジアなどを含めて広く取り扱う予定という。
なお、KNTでは、3年後の海外拠点での取扱目標に20万9000人、90億円を設定。すでにある中国と韓国のほか、今後設立を予定するタイ、インド、台湾などの海外拠点で、日本や第3国への送客など取扱の拡大をめざすことになり、今回新設した中国・アジアセンターは、このうち日本での「受け」の機能を果たす。
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なお、KNTでは、3年後の海外拠点での取扱目標に20万9000人、90億円を設定。すでにある中国と韓国のほか、今後設立を予定するタイ、インド、台湾などの海外拠点で、日本や第3国への送客など取扱の拡大をめざすことになり、今回新設した中国・アジアセンターは、このうち日本での「受け」の機能を果たす。
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