日本旅行、関西4店舗にヨーロッパ専門デスク設置−成約率も高く好評

  • 2009年10月23日
 日本旅行は10月1日、関西地区の4店舗にヨーロッパのパッケージツアーを専門に取り扱うヨーロッパデスクを開設した。開設した店舗はTiS大阪、天王寺、京都四条、TiS三ノ宮の4店舗で、各ヨーロッパデスクではジャッツ関西のベテラン添乗員が来店者の旅行相談にマンツーマンで応じ、商品への理解をより深めてもらうねらいだ。こうした取り組みが成約率を高め取扱いの拡大につながると見込む。

 ヨーロッパデスクの開設日や時間は店舗によって違い、来店者数の多い週末に限定している店舗もある。1店舗1名ずつの配置となり、日によってはヨーロッパを中心に2500日以上の添乗実績を持つマイスター添乗員や、ツアーコンダクター・オブ・ザ・イヤー準グランプリを受賞した添乗員が担当することもある。日本旅行では2008年11月に新宿支店内にヨーロッパプラザを立ち上げ、ヨーロッパプラザ専用ホームページを開設。10月1日からはヨーロッパデスクについても紹介しており、10月22日からは旅行相談の事前予約サービスを開始した。同サービスはヨーロッパデスクのみの特徴で、ホームページもしくは電話などで受け付けている。

 日本旅行によると10月1日の開設以降、顧客には添乗員が常駐する店舗であることが認知され始めており、添乗員と直接話すことができるという安心感があるいう。また、成約率が高まりつつあることや他のスタッフのスキルアップにもつながるなどの効果が出てきているようだ。