フィンランド航空、9月の総旅客数は13.9%減、ロードファクターは前年並み

  • 2009年10月15日
 フィンランド航空(AY)9月の総旅客数は、前年比13.9%減の64万1600人となった。有償旅客キロ(RPK)は13.7%減であったが、有効座席キロ(ASK)は12.2%削減しており、ロードファクターは1.3ポイント減の76.6%に留まった。国際線と国内線をあわせた定期便はRPKが10.6%減、ASKが10.5%減でロードファクターが0.1ポイント減の76.4%と輸送力調整が奏効しており、今後も需要にあわせた調整を継続する見通しだ。

 方面別ではアジア路線のRPKが11.9%減、ASKが12.2%減で、ロードファクターは0.3ポイント増の84.6%。ヨーロッパ路線はRPKが11.7%減、ASKが12.0%減で、ロードファクターが67.6%。増便した北米路線(ニューヨーク便)はASKが15.3%増、RPKが9.7%増となり、ロードファクターは4.1%減の79.6%となった。