9月の旅行業倒産件数は8件で負債は4億4000万円−上半期は前年同の33件
東京商工リサーチ(TSR)によると、9月の旅行業の倒産件数は8件(前年:2件)、負債総額は4億4000万円(同:5億3700万円)となった。件数では前年よりも大きく増加しているが、負債総額は前年と比べて減少。年商3億円以下の中小企業の倒産が多く、東京都の3件を含めて全国的に発生していた。宿泊業の倒産件数は13件(同:6件)で、負債総額は101億9100万円(同:14億2500万円)であった。負債総額の増加は、第三セクターの広島エアポートビレッジ開発が負債総額52億円で倒産し、全体を押し上げた。
また、4月から9月までの上半期の旅行業倒産件数は33件(同:33件)で、負債総額は35億6100万円(同:39億3700万円)となった。TSRによると、上半期は燃油サーチャージ額の値下げや廃止などもあり比較的落ち着いていたが、新型インフルエンザや7月以降の燃油サーチャージ値上げ、再設定などによる“息切れ倒産”など、今産件数が増加する可能性もあるようだ。なお、宿泊業の上半期倒産件数は63件(同:78件)で負債総額は666億2100万円(同:1022億3800万円)であった。
また、4月から9月までの上半期の旅行業倒産件数は33件(同:33件)で、負債総額は35億6100万円(同:39億3700万円)となった。TSRによると、上半期は燃油サーチャージ額の値下げや廃止などもあり比較的落ち着いていたが、新型インフルエンザや7月以降の燃油サーチャージ値上げ、再設定などによる“息切れ倒産”など、今産件数が増加する可能性もあるようだ。なお、宿泊業の上半期倒産件数は63件(同:78件)で負債総額は666億2100万円(同:1022億3800万円)であった。