HIS澤田会長、イタリアへの貢献で表彰−「アジアからの送客増加めざす」
エイチ・アイ・エス(HIS)取締役会長の澤田秀雄氏は9月30日、在日イタリア商工会議所(ICCJ)から「ICCJアワード2009」の表彰を受けた。同賞はイタリア産業への貢献を称えるもの。イタリアで投資や事業展開をおこなう企業が対象となることが多く、旅行業界では、1996年にミキ・ツーリストの創業者である故中西成忠氏が受賞して以来2度目。
表彰式で挨拶に立ったイタリア政府観光局(ENIT)日本・アジア・オセアニア支局長のエンリコ・マルティーニ氏は、「HISは2004年から2008年にかけて毎年4万人以上をイタリアに送客して頂いている」と紹介。その上で、「HISのダイナミックで革新的なサービスや消費者への安心感など、旅行業界における位置付けを考えれば受賞は当然」と賞賛した。また、イタリア公使のアルフレード・マリア・ドゥランテ・マンゴーニ氏も、「観光は偉大な人的交流であり、観光地を日本人が訪れることは、文化を含めたイタリアのすべての理解につながる。HISの受賞は非常に喜ばしいこと」と述べた。
こうした祝辞に対して澤田氏は、「現在HISでは、ヨーロッパの中でイタリアが最も送客数が多い」と語り、その理由として歴史遺産や文化、食事などの魅力が高いためと説明。その上で、HISが全世界1000店舗の展開をめざしていることを紹介し、海外市場からの送客を拡大したいと挨拶。海外からの送客を進めることで、「5年ほどで現在の5倍の人数は送れる」とさらなる貢献を誓った。
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◆HIS澤田会長、海外拠点の取扱額3.5兆円めざす−「5年から10年で」(2009/09/30)
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こうした祝辞に対して澤田氏は、「現在HISでは、ヨーロッパの中でイタリアが最も送客数が多い」と語り、その理由として歴史遺産や文化、食事などの魅力が高いためと説明。その上で、HISが全世界1000店舗の展開をめざしていることを紹介し、海外市場からの送客を拡大したいと挨拶。海外からの送客を進めることで、「5年ほどで現在の5倍の人数は送れる」とさらなる貢献を誓った。
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