名鉄観光、中間期は赤字に−海外旅行は営業収益・人数とも3割減
名鉄観光サービスの2009年12月期第2四半期(2009年1月1日〜6月30日)の業績で、営業収益は前年比18.3%減の73億4862万1000円となった。営業損益は1億5616万2000円の赤字(前年、以下同:1億7129万5000円の黒字)、経常損益は6760万3000円の赤字(1億9183万1000円の黒字)、純損益は1億1727万9000円の赤字(1億7359万8000円の黒字)であった。営業収益のうち68.0%を占める旅行部門が、景気後退や新型インフルエンザ、航空路線の撤退・減便などの影響を受けたほか、貨物部門も振るわなかった。
旅行部門は、営業収益が13%減の49億9807万3000円と悪化。特に海外旅行は、燃油サーチャージの値下がりや円高などの好材料があった一方、需要の減退要因が強く、営業収益は29.2%減の8億4700万円となった。取扱人数は26.6%減の4万2205人で、ほぼすべての方面で苦戦したが、韓国のみ13.7%増の1万6292人とプラス成長した。国内旅行は9.2%減の41億5100万円で、取扱人数は65万6941人であった。
なお、今後の方針として、海外旅行関連では、全社を挙げて取り組む経費削減のほか、教育・スポーツ、宗教など重点団体へのセールス強化、業務提携先である内外航空サービスや地球の歩き方T&Eとの共同事業の拡充、インバウンド事業への本格参入に向けた推進体制を確立する。
旅行部門は、営業収益が13%減の49億9807万3000円と悪化。特に海外旅行は、燃油サーチャージの値下がりや円高などの好材料があった一方、需要の減退要因が強く、営業収益は29.2%減の8億4700万円となった。取扱人数は26.6%減の4万2205人で、ほぼすべての方面で苦戦したが、韓国のみ13.7%増の1万6292人とプラス成長した。国内旅行は9.2%減の41億5100万円で、取扱人数は65万6941人であった。
なお、今後の方針として、海外旅行関連では、全社を挙げて取り組む経費削減のほか、教育・スポーツ、宗教など重点団体へのセールス強化、業務提携先である内外航空サービスや地球の歩き方T&Eとの共同事業の拡充、インバウンド事業への本格参入に向けた推進体制を確立する。