マカオ航空、地方発チャーターが好調−マカオ以遠やビジネス需要取り込みも
マカオ航空(NX)によると、全国地方からのチャーター便が好調だ。NX西日本本部長兼日本地区チャーター担当総責任者の田中健剛氏によると、「西日本地区を中心に伸長していたチャーター便が、定期便のデイリー運航により全国的に認知されてきた」と言う。石川や岡山、高知や松山などのほか仙台などの東北マーケットでも運航され始め、現在23本を実施している。「1年間は52週。毎週1機を運航する目標で年間50機をめざしたい」と意気込む。
現状について田中氏は、レジャーマーケットが中心であることから「新型インフルエンザや不況などによりすぐに影響を受けてしまう」ことが課題と説明。こうした状況の中、「料金の叩き合いになってしまうため収益ベースでは厳しい」というものの、9月の搭乗率は70%を超え送客人数は好調だ。マカオ観光局による積極的なプロモーション展開や、旅行会社にとって販売しやすい近場のデスティネーションであることから、今後も引き続き地方発チャーター便の取り扱い拡大を進めていく方針だ。
これに加え、今後は在日中国人の里帰り、ビジネス需要なども取り込んでいきたいという。在日中国人は関西地区だけでも約20万人が住んでいることから、需要の取り込みに可能性を見出している。ビジネス需要に関してはMICEなどの大型団体に対応するため、臨時便やチャーター便の本数を増やすことで送客したいという。いずれも料金やサービスの面で手配する旅行会社と協力して送客につなげていく。
現状について田中氏は、レジャーマーケットが中心であることから「新型インフルエンザや不況などによりすぐに影響を受けてしまう」ことが課題と説明。こうした状況の中、「料金の叩き合いになってしまうため収益ベースでは厳しい」というものの、9月の搭乗率は70%を超え送客人数は好調だ。マカオ観光局による積極的なプロモーション展開や、旅行会社にとって販売しやすい近場のデスティネーションであることから、今後も引き続き地方発チャーター便の取り扱い拡大を進めていく方針だ。
これに加え、今後は在日中国人の里帰り、ビジネス需要なども取り込んでいきたいという。在日中国人は関西地区だけでも約20万人が住んでいることから、需要の取り込みに可能性を見出している。ビジネス需要に関してはMICEなどの大型団体に対応するため、臨時便やチャーター便の本数を増やすことで送客したいという。いずれも料金やサービスの面で手配する旅行会社と協力して送客につなげていく。