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全旅、着地型旅行商品の拡大に向け「地旅推進ネットワーク」立上げ

  • 2009年8月31日
 全旅は、着地型旅行商品造成の全国的な拡大に向け、新たに「全旅地旅推進ネットワーク」を創設する。ANTA会員や地域協力団体、自治体、有職者に対し参加を募集中だ。全旅の上部団体、全国旅行業協会(ANTA)は10年ほど前から着地型旅行(地旅)を推し進めており、全旅では今年初めて地旅大賞を実施するなど、全国的に認知向上させ横断的な展開をめざしていた。今回の立上げにより、参加会員が情報を共有し相互送客などの関係を構築することで業容拡大を見込む。

 「全旅地旅推進ネットワーク」では、メーリングリストを設けて地旅に関する情報や各種イベントの案内を発信するほか、参加者自らが情報発信をすることで情報を共有、交換する。また、実際の集客につなげるための企画内容や造成、販売、実施段階でのポイント、仕入や地産地消などの収益向上策について地域ミーティングを開催して議論するほか、実証実験やモニターツアーを企画、実施してミーティングの協議結果を検証し他地域へのフィードバックもはかる。現在80社ほどの申込みがあり、比較的地方からの応募が多いという。9月初旬にはメーリングリストを開始し、ミーティングは各地域と調整しながら10月頃からの実施をめざす。


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