中部/パリ線、「最後まであきらめない」−川上社長、存続要望再び

川上氏によると、要望書を受け取ったJL取締役経営企画室長の高橋哲夫氏からは、状況は「厳しい」との説明を受けたという。7月23日に開催した定例会見でも、JL代表取締役社長の西松遙氏が、不採算路線の維持が難しい状況であることを伝えていた。現在中部からヨーロッパへは、ヘルシンキ、フランクフルト、パリの3路線あるが、デイリー運航はパリ線のみ。中部側は引き続き存続を訴えていく考えだ。また、川上氏は、「地元として協力できることを相談して、色々な選択肢を考えたい」と話し、同路線の利用者増加に向けた活動についても検討する姿勢を示した。
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