羽田/北京間の国際旅客チャーター便、10月25日から1日4便で開設

  • 2009年7月15日
 国土交通省航空局によると、10月25日から羽田/北京首都空港間の国際旅客チャーター便を開設することで合意した。これは、国土交通省と中国民用航空局が7月13日に協議した結果を受けたもの。日本、中国がそれぞれ1日2便ずつ開設し、あわせて1日4便で運航する。また、羽田の昼間時間帯での発着ができ、事前に決定したスケジュールに従い定期的な運航が可能となる。現在、中国側の航空会社については調整中で、決定次第運航ダイヤも決定する見通しだ。

 日本航空(JL)および、全日空(NH)ではいずれもこれから調整していく予定だ。また、使用機材やダイヤについても中国側航空会社が決定し日中双方の調整後に発表するようだ。JL広報部では、「昼間の羽田発着便ということで期待したい」と述べ、NH広報室でも「羽田の国際化に向けて歓迎する」と話した。

 なお、同チャーター便開設については、4月29日に開催した日中首脳会談において合意されており、実施時期や便数などの調整を進めていた。


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