旅行業倒産件数、6月はメトロポリタンの1件、上半期では25件に

  • 2009年7月13日
 東京商工リサーチ(TSR)によると、6月の旅行業の倒産件数は1件(前年:8件)、負債総額は7億円(同:8億2600万円)であった。今回の倒産はメトロポリタンで、5月21日から営業を停止しすでに破産申し立てをおこなっている。また、宿泊業の倒産件数は9件(同:15件)で、負債総額は102億7100万円(同:106億4400万円)であった。

 また、1月から6月までの上半期については、旅行業の倒産件数は25件(同:29件)、負債総額は46億7200万円(同:30億1000万円)となった。TSRによると、特別保証制度などが影響し前年の件数や負債額が減少しているのではないかと分析する。なお、宿泊業の倒産件数は69件(前年67件)、負債総額は834億2100万円(同:963億1800万円)であった。