HIS、夏の動向、シルバーウィークに集中、燃油費減で欧州、ハワイが20%増
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また、3位が7月18日、5位が7月25日となっており、7月も好調。夏休み期間の予約は6月に入り、6月上旬が12%増、中旬が28%増、下旬が43%増と推移し、単月では30%で推移した。尻上がりに夏の旅行に向け本格的な動きが出ており、HISでは例年以上の間際予約の傾向を予想している。8月は前年並みであり、出発日によってはシルバーウィークよりも値ごろ感のある商品が多いことから、HISでは8月出発を促す露出を高めている。
▽ホノルル、ソウル人気。ヨーロッパは20%増に
人気の方面は、1位ホノルル、2位ソウル、3位グアム、4位バリ島、5位バンコクで、夏の家族層に人気のホノルルやグアムのほか、気軽にいけるアジアが人気が高い。また、燃油サーチャージの減額、廃止の影響で、ハワイやヨーロッパが20%増で推移しているという。特に、パリが8位となったフランスは41%増、ロンドンが10位に入ったイギリスは19%増の伸び率で、ルーブル美術館やバッキンガム宮殿の貸切見学といった特別プログラムが好評だという。
一方、アメリカ、カナダは10%減で、新型インフルエンザの影響が残っているものの、9月は12%増とシルバーウィークをきっかけに回復傾向にあるという。
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