全旅、着地型旅行の促進で国内旅行活性化を−専門事業部の子会社化も検討
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着地型旅行商品造成の拡大については全国的に取り上げる考えだ。全旅の上部団体、全国旅行業協会(ANTA)では約10年前から着地型旅行(地旅)を推進しており、全旅では2009年に第1回地旅大賞を創設、全国のANTA会員各社のうち72社から、123の着地型旅行商品(地旅商品)の応募があったという。こうした流れの中で、着地型旅行商品が重視され始めてはいるもののまだ各地域やその近隣などの盛り上がりにとどまっていることから、全国的に広めていくため各地域とのミーティングなどを実施して改善点や不足部分を取りまとめる。7月頃から順次実施し、2010年には各地域の商品や活動を紹介する地旅博覧会の実現をめざす。