台北市、エバー航空と協力し「開運の旅」を提案−送客目標は2万人
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運のテーマは、恋愛運、仕事運、金運、健康運、勝負運、試験運の6つで、それぞれの運にゆかりある観光名所を巡ったり、グルメや文化を体験する。販売する旅行会社は、エイチ・アイ・エス(HIS)やトップツアーなど約15社。各社ともにモデルコース案をもとに企画、造成し各テーマごとのコースを販売する。取り扱う開運テーマは選ぶことが可能だ。例えば、仕事運のプランでは、文武に長けた武将の関羽を祀った行天宮や、竹をイメージした外観デザインに、「1歩1歩高く登りつめていく」との意味が込められているという台北101をめぐるほか、総統府を見学する。価格は各旅行会社によって異なるものの、該当ツアー参加者には特製の携帯ストラップや開運ツアーの特別ガイドブック、台北MRT1日無料券のほか、コース料理や入浴チケットなど11種類の選べる特典がつく。BRでは、ラッピングバスを運行するほか、ホームページでの告知やチラシなどで販売促進をはかる。なお、BRが先ごろ明らかにした日本/台北間の一部路線の運休や減便は今回のツアーに影響はなかったという。