大韓航空、2014年までに中距離路線96機に新シートを整備−総額2億ドルを投資

  • 2009年5月12日
 大韓航空(KE)は総額2億米ドルを投資し、中長距離路線に利用する全ての旅客機に最新シートを導入する計画だ。2011年初めまでに69機、2014年までに96機のシートを刷新する予定で、これにより機内エンターテイメントシステムを強化、新AVODシステムの解像度や処理速度が向上するという。

 KEでは、2005年にファーストクラスとプレステージクラスで新シートを導入、ボーイングB777-200型機やボーイングB747-400型機を対象に計26機のアップグレードが完了している。今回は第2次アップグレードとなり、新たなデザインのシートを全クラスに導入する。ファーストクラスには、15センチメートル広いシート幅や23インチに拡大したモニターのほか、プライベートな空間を強調する大型プライバシーパーテーションを備えたコスモスイートを導入。プレステージクラスには、フルフラットシートを導入、既存の短距離路線のシートよりも67センチメートル広い188センチメートルのシートピッチに刷新する。


※訂正案内(編集部 5月12日 21時40分)
訂正箇所:タイトル
誤:2億円
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正:2億米ドル