アラスカ観光協会、ワークショップ開催、50周年プレゼントキャンペーンも

  • 2009年4月21日
 アラスカ観光協会は先ごろ東京で、今年が15回目となるワークショップを開催した。今年はアラスカ航空(AS)やアラスカ鉄道などのサプライヤー7社、およびアラスカ観光協会をはじめとするジュノー、アンカレジ、マツーそしてフェアバンクスの観光局の計12社が集結した。

 アラスカ観光協会のトラベル・トレード&インターナショナル・マーケティング・マネージャーであるジェシー・カールストロム氏は、FITや小グループに向いているインサイド・パッセージ、アンカレジやマツー渓谷のある中南アラスカ、オーロラベルトの真下に位置する中央アラスカと極北アラスカ、アンカレジからのアクセスが良い西南アラスカと、5つのエリアに分けてアラスカの魅力を紹介。アンカレジには日本航空(JL)が直行チャーター便を運航するほか、ノースウエスト航空(NW)、アラスカ航空(AS)などが就航し、日本からの直行便の場合、飛行時間は6時間ほど。定期便でもポートランドやシアトルなどの都市で乗り継ぎが可能で、アクセスの良さをアピールした。

 また、同観光協会日本事務所の業界担当マネージャーである高久渉氏はJLのチャーター便について説明。今年は昨年の15便から18便に増便されたことから、アラスカへの需要が減っていないことが推測できるとし、「特にシニアに人気があり、“必ず売れる”デスティネーション」と強調。この不況下にあっても伸びを期待できるとした。

 同観光局では今年、アラスカがアメリカ合衆国の州となってから50周年目であることから「アラスカ州誕生50周年記念キャンペーン」の開催を発表。5月15日から9月11日まで、ウェブサイトのアンケートに答えた人の中から抽選で記念コインや限定グッズをプレゼントする。さらに、業界へのサポートや閑散期の需要拡大、メディア露出やFITマーケットの拡大などを活動目標にあげ、日本人訪問者数の増加に向けた意気込みを語った。