エコツーリズム協会、地球環境の新しい時代を牽引−10周年記念大会で宣言

また、観光庁長官の本保芳明氏も、「10年前は運輸省で観光関係の課長をしていたが、エコツーリズム推進法が制定され、隔世の感」と表現。そして、「これからの10年は新しいステージ。発展、拡大に大いに期待しており、観光庁に最大限に努力したい」と語った。
大会では、最後に愛知氏が参加者を代表して大会宣言を発表。ここでは、「これまでの10年間のエコツーリズム運動の地道な歩みをとおして、今日の様々な課題を克服し21世紀の国づくりを推進するために、エコツーリズムの力が極めて大きいことを認識」したとし、世界の平和と社会・経済の繁栄につながる原動力になることも確認。その上で、これからの10年にむけて「地球環境の新しい時代を構築する牽引役」として、地域の人々と連携してエコツーリズムを推進していくことを誓った。