主要旅行会社、08年の海外旅行取扱額は5.5%減−プラス成長は14社
観光庁が取りまとめた主要旅行会社の2008年12月の旅行取扱額をもとに集計すると、2008年の海外旅行取扱額は前年比5.5%減の3兆232億2664万2000円となった。国内旅行は0.4%減の4兆8861億5668万4000円とほぼ横ばいで、外国人旅行は1.4%減の941億290万6000円となり、合計は3.4%減の8兆34億8023万2000円となった。
最も取扱額が高かったのはジェイティービー(JTB)グループ14社合計の4698億2847万5000円(5.6%減)で、2位にはエイチ・アイ・エス(HIS)が3071億346万2000円(1.5%増)で入った。伸び率が高かったのはKNTツーリストの166.2%増(372億2722万4000円)で、次いでJTBグローバルマーケティング&トラベルが102.9%増(5億5123万3000円)となった。海外旅行の取扱額が前年を上回った会社は14社あったが、年間の取扱額が1000億円を超えた会社ではHISのみであった。日本通運とジャルパックはともに2ケタ減となり、1000億円を割り込んだ。プラス成長を果たした会社では、日立トラベルビューロー(15.0%増の235億9709万6000円)、エムオーツーリスト(6.0%増の454億3450万8000円)など業務渡航を得意とする会社が目立った。
▽12月の海外旅行は10.3%減の1978億円、パッケージツアーは7.2%減
12月単月の旅行取扱額は、6.2%減の5073億4465万9000円。海外旅行は10.3%減の1977億6671万3000円で7ヶ月連続、国内旅行は3%減の3040億5168万2000円で2ヶ月連続、外国人旅行も17.3%減の55億2626万4000円で4ヶ月連続の減少となった。海外パッケージツアーの取扱状況は、取扱額が7.2%減の667億8713万円、取扱人数が6.0%減の40万657人であった。
会社別の取扱額は通年と同様、JTB14社が6.3%減の372億1778万7000円、HISが3.6%増の272億3935万6000円となった。また、伸び率では10社が前年を超えた。業務渡航系の会社は通年の結果とは逆に前年割れする傾向が出ており、年後半の景気後退による企業の出張回数・費用抑制の影響をうかがわせる結果となった。
▽主要旅行会社取扱額(エクセル)
http://www.travelvision.jp/html/data_files/agent_m0812.xls
最も取扱額が高かったのはジェイティービー(JTB)グループ14社合計の4698億2847万5000円(5.6%減)で、2位にはエイチ・アイ・エス(HIS)が3071億346万2000円(1.5%増)で入った。伸び率が高かったのはKNTツーリストの166.2%増(372億2722万4000円)で、次いでJTBグローバルマーケティング&トラベルが102.9%増(5億5123万3000円)となった。海外旅行の取扱額が前年を上回った会社は14社あったが、年間の取扱額が1000億円を超えた会社ではHISのみであった。日本通運とジャルパックはともに2ケタ減となり、1000億円を割り込んだ。プラス成長を果たした会社では、日立トラベルビューロー(15.0%増の235億9709万6000円)、エムオーツーリスト(6.0%増の454億3450万8000円)など業務渡航を得意とする会社が目立った。
▽12月の海外旅行は10.3%減の1978億円、パッケージツアーは7.2%減
12月単月の旅行取扱額は、6.2%減の5073億4465万9000円。海外旅行は10.3%減の1977億6671万3000円で7ヶ月連続、国内旅行は3%減の3040億5168万2000円で2ヶ月連続、外国人旅行も17.3%減の55億2626万4000円で4ヶ月連続の減少となった。海外パッケージツアーの取扱状況は、取扱額が7.2%減の667億8713万円、取扱人数が6.0%減の40万657人であった。
会社別の取扱額は通年と同様、JTB14社が6.3%減の372億1778万7000円、HISが3.6%増の272億3935万6000円となった。また、伸び率では10社が前年を超えた。業務渡航系の会社は通年の結果とは逆に前年割れする傾向が出ており、年後半の景気後退による企業の出張回数・費用抑制の影響をうかがわせる結果となった。
▽主要旅行会社取扱額(エクセル)
http://www.travelvision.jp/html/data_files/agent_m0812.xls