名鉄観光、全国5部署を移転、昇格−営業強化と効率化めざす

  • 2009年2月4日
 名鉄観光は先ごろ、営業強化と経費削減、効率化に向けて、5つの部署で移転や独立、昇格などを実施した。1月1日から東京メディア支店は国内・海外部門を東京メディア国内及び海外旅行支店として分離独立させ、収支を明確化する。これによりインターネット販売の強化につなげたい考えだ。また同日、これまで福岡支店のもと目標管理などおこなっていた姫路および北九州営業所が支店に昇格。これに対して名鉄観光経営企画部では、「それぞれが力をつけてきた」と理由を説明。北九州支店はでは、「支店収入の3本柱である行政、教育、宗教団体の営業基盤強化をはかりたい」と抱負を述べている。1月11日には関西営業本部が梅田支店と同一ビルに移転、旗艦支店に隣接することで営業側との情報交換を密にし、効率的な営業をめざす。また、これまで関西営業本部とともに運営していた市場開発部や、香港のランドオペレーター「百勝・昇漢」大阪出張所、めいかん企画も移転している。このほか、1月21日には碧海観光本社が名鉄豊田市駅の2階に移転、家賃が安く経費削減につながるとした。