静岡空港、開港予定日が6月4日に決定−「完全運用めざし全力で取り組む」
静岡県知事の石川嘉延氏は12月25日、富士山静岡空港の開港予定日が2009年6月4日に決定したことを明らかにした。静岡空港は、空港西側の一部地域に存在する立木が航空法で制限された高さを超えていたことが発覚し、2009年3月を目指していた開港予定日を延期。その際、滑走路を本来の2500メートルから2200メートルに短縮して暫定運用することで、「遅くとも7月までの開港」をめざしていたが、追加工事が順調に進み、手続きの見通しも立ったことから6月の開港を決定した。
静岡空港に開港と同時に就航することが決まっている航空会社は、日本航空(JL)と全日空(NH)、大韓航空(KE)、アシアナ航空(OZ)、中国東方航空(MU)。JLは新千歳線(1日1便)と福岡線(1日3便)、NHは新千歳線(1日1便)と沖縄線(1日1便)を運航。国際線ではKEとOZが仁川線をそれぞれデイリーで、MUは上海を週4便運航する。このほかフジドリームエアラインズが鹿児島と熊本、小松への就航がほぼ決定しており、エーデルワイス航空(8R)もチャーター便の運航を計画しているという。
静岡県では、国内の就航先で、知事のトップセールスや物産展の開催など静岡の観光プロモーションを実施するほか、海外旅行の需要喚起も、「航空会社や旅行会社と一体となって進めている」(静岡県企画部空港振興企画監)ところという。
なお、滑走路の短縮は、決定している定期便の運航には支障が出ない。ただし、チャーター便の就航を考える際、大型機の使用は不可能となる。完全開港に向けては現在、立木が存在する地域の地権者と交渉中で、石川氏は、発表文で「一日も早く本来の2500メートル滑走路による完全運用が実現するよう、全力で取り組んでまいる所存」を説明した。
静岡空港に開港と同時に就航することが決まっている航空会社は、日本航空(JL)と全日空(NH)、大韓航空(KE)、アシアナ航空(OZ)、中国東方航空(MU)。JLは新千歳線(1日1便)と福岡線(1日3便)、NHは新千歳線(1日1便)と沖縄線(1日1便)を運航。国際線ではKEとOZが仁川線をそれぞれデイリーで、MUは上海を週4便運航する。このほかフジドリームエアラインズが鹿児島と熊本、小松への就航がほぼ決定しており、エーデルワイス航空(8R)もチャーター便の運航を計画しているという。
静岡県では、国内の就航先で、知事のトップセールスや物産展の開催など静岡の観光プロモーションを実施するほか、海外旅行の需要喚起も、「航空会社や旅行会社と一体となって進めている」(静岡県企画部空港振興企画監)ところという。
なお、滑走路の短縮は、決定している定期便の運航には支障が出ない。ただし、チャーター便の就航を考える際、大型機の使用は不可能となる。完全開港に向けては現在、立木が存在する地域の地権者と交渉中で、石川氏は、発表文で「一日も早く本来の2500メートル滑走路による完全運用が実現するよう、全力で取り組んでまいる所存」を説明した。