エイチ・アイ・エス（HIS）が発表した学生旅行の商品動向によると、人気方面は1位がグアム、2位がハワイ、3位がイタリアとなり、4位にソウル、5位にバリと続いた。12月15日現在で、11月1日から2009年3月31日までの旅行の予約数を元に集計したもの。学生旅行は前年並みに好調に予約が推移しており、ビーチリゾートとヨーロッパに人気が分かれているという。また、「円高」がメディアで取り上げられていることから、韓国旅行が学生旅行でも前年比40％増と大きく伸びており、前年の6位から4位に浮上した。HISによると学生が卒業旅行を申し込む時期は例年、今後が佳境になるという。

　これにあわせ、HISではさらなる需要喚起を目的に、12月24日から「海外旅行　学生旅行パンフレット」の料金、内容を改定して販売する。今回は、「H.I.S.だから出来る！卒業旅行＋文化体験」をコンセプトに、現役の大学生のチームの企画による商品「学生の学生による学生のためのバリ島メモリアルツアー」を企画。植林体験や文化交流、伝統芸能の鑑賞など、「海外に行けばこんなことができる！」をさまざまな角度から提案して海外旅行への興味をかきたて、需要を喚起する。今後も、旬の情報と追加商品を反映するため、随時内容の更新をしていく考えだ。