スワンナプーム旅客便、全日空は5日以降ほぼ通常、ANAセールスはツアー催行

  • 2008年12月4日
 日本航空によると、閉鎖されていたバンコクのスワンナプーム国際空港が12月3日に一部施設を除き再開、これにともない各航空会社では旅客便の運航再開を発表している。

 タイ国際航空(TG)は12月3日のスワンナプーム発のTG640便(午後10時35分発)、成田発のTG6779便(午後7時40分発)の運航を発表。プーケット発スワンナプーム行きのTG2109便(午後0時35分発)も運航している。日本航空は12月3日午後4時現在で、12月4日のウタパオ/成田間の臨時便の運航と、定期便のJO708便(バンコク発午前8時15分)の欠航を発表しているが、同日午後5時30分に12月5日の成田発のJO717便(午前10時55分発)、バンコク発のJO718便(午後10時30分発)の運航を発表した。

 また、全日空(NH)は12月3日午後4時30分現在で、4日に運航を調整していたウタパオ空港発の臨時便を見合わせ、5日以降のスワンナプーム発着の定期便について、バンコク発のNH954便(午前8時35分発)をのぞき通常ダイヤで運航を再開することを発表した。これにあわせANAセールスでは、6日から8日出発までのパッケージツアーについて通常通りの催行を決定。ただし、お客様からの申し出によるキャンセルでも取消料は収受せずに対応する。9日から19日出発のツアーは通常通りのキャンセル対応だが、出発同日の他の方面や年内の他の日にちでの出発への変更に限り、取消料を免除することに決めた。

 そのほかのツアー催行は、5日、8日の判断としている旅行会社が多い。ただし、12月4日までのバンコク空港使用するツアーについて催行中止を決定し、5日以降については未定としていたエイチ・アイ・エス(HIS)は12月3日、12月6日出発までのツアーの催行中止を決定した。


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