成田、秋のCSアワードの受賞者13名が決定−授賞式を開催

小池さんは、大柳さんと一緒に腰を痛めた利用客に対して車椅子を手配した上、杖があると歩行が可能であると聞き、杖を販売している店舗を探したという。また、関根さんと天谷さんが販売店へ案内し、善方さんは腰痛の負担を軽減するサポート、吉原さんは手荷物を持って搭乗口へ案内するなど、利用客の立場に立って手助けをしたことが感謝され、今回の受賞となった。このほか、全日空商事の前田さんは7月、レストランで薬を飲むために水を頼んだ女性に対し、冷たい氷水をぬるま湯に差し替えて提供、JALエービーシーの籾山さんは体調不良の子供に対し車椅子を用意。荷物の取り置きやクリニックまで案内し、感謝のメッセージが届いた。
同事務局ではCS向上を目的にした取り組みとして、CSアワードのほか、CSセミナーを開催している。今年度は、11月12日、26日にはディズニーのゲストサービスを学ぶディズニー・ゲストサービス・フィロソフィー、12月4日、2009年2月12日には実際に車椅子を使って介助方法を体験するユニバーサルサービスセミナーを開催するという。いずれも空港内で勤務するスタッフが対象となる。