日本・シンガポール航空協議、自由化と首都圏容量拡大後の配分が焦点
日本とシンガポールの航空当局間協議が9月17日から19日の日程で、シンガポールで開催される。今回はアジアゲートウェイ戦略に沿った、首都圏空港以外の便数、乗り入れ地点を撤廃する自由化の提案と、2010年の首都圏空港の容量拡大を踏まえた輸送力のあり方が焦点。首都圏空港は成田空港と羽田空港の双方が対象になる。ただし羽田の場合、昼間時間帯は近距離のビジネス路線をメインとしているため、深夜早朝時間帯での議論となる可能性が高いという。
現在の両国の旅客便の輸送力は、日本側が日本航空(JL)、全日空(NH)の2社の35便で、そのうち成田線は28便。シンガポール側はシンガポール航空(SQ)の44便で、そのうち成田線は20便。2007年度の輸送実績は前年比4%増の179万人であった。
現在の両国の旅客便の輸送力は、日本側が日本航空(JL)、全日空(NH)の2社の35便で、そのうち成田線は28便。シンガポール側はシンガポール航空(SQ)の44便で、そのうち成田線は20便。2007年度の輸送実績は前年比4%増の179万人であった。