KNT、6月の海外旅行取扱額は8.1%増、上半期は4%減に

  • 2008年8月8日
 近畿日本ツーリスト(KNT)の6月の総取扱額は前年比0.3%減の452億368万8000円となった(KNTとKNTツーリスト合算。以下同じ)。このうち、海外旅行は8.1%増の166億4033万8000円とプラス成長。団体旅行は一般が18%増、学生が22.9%増で合計18.6%増の73億6948万2000円と大きく前年を上回ったほか、海外個人旅行も海外航空券やその他チケットの取扱が好調で、11ヶ月連続のプラス成長となる10.7%増となった。ただし、企画商品はホリデイが6.2%減、他社企画が40.3%減と振るわず、企画計では6.4%減となった。

 国内旅行は団体、企画商品、個人旅行のいずれも前年実績を下回り、6.5%減の270億8529万2000円。一方、国際旅行は18.1%増の7億1708万5000円で、順調に推移した。


▽上半期の海外旅行、FITと学生団体が好調

 1月から6月の上半期の総取扱額は、2.5%減の2224億2404万1000円であった。海外旅行は4.0%減の772億4017万円で、学生団体が1.8%増の38億5238万4000円、ホリデイ以外の海外企画商品が69.6%増の2億8790万2000円、海外個人旅行が7.2%増の241億6769万8000円であった以外は、前年を下回った。また、国内旅行は3.7%減の1389億1418万8000円、国際旅行は31.5%増の30億9027万9000円であった。