国内線の夏期予約、提供座席数は3.3%減少、予約数は1.1%減の307万人

  • 2008年8月4日
 国内線6社の夏期(8月8日〜8月17日)の予約状況は、提供座席数が前年比3.3%減の420万707席、予約数は1.1%減の307万6664人で、予約率は73.2%で推移している。各社別でみると、提供座席数は、昨年9月に関空線を就航し、定期路線が増加したスターフライヤー(7G)以外は全て減少。そのうち、全日空(NH)と日本航空(JL)、スカイネットアジア(6J)は、予約数をほぼ前年並みに維持している。スカイマーク(BC)は機長不足の影響で提供座席数が21.8%減と大幅に減少した。

 方面別の予約数では、NHをみると中国・四国が2.9%増、九州が0.8%増、沖縄が4.4%増と西日本が強い。JLでも沖縄が7.0%増と突出しており、依然として沖縄人気が続いているようだ。出発のピークは8月8日と9日、13日、到着のピークは8月16日、17日が多い。


▽航空会社/提供座席数(前年比)/予約数(前年比)/利用率
全日空/200万3425席(4.8%減)/146万6930人(0.6%減)/73.2%
日本航空/193万9221席(1.1%減)/142万0613人(0.1%増)/73.3%
スカイマーク/11万7960席(21.8%減)/8万2589人(26.9%減)/70.0%
エア・ドゥ/6万1141席(1.4%減)/4万9853人(6.0%減)/81.5%
スカイネットアジア/4万0734席(3.6%減)/3万2530人(1.1%増)/79.9%
スターフライヤー/3万8226席(47.8%増)/2万4149人(29.1%増)/63.2%
合計/420万707席(3.3%減)/307万6664人(1.1%減)/73.2%