日系2社、夏期の国際線の予約率は73.3%−JLの豪行きでCクラス良く
日本航空(JL)と全日空(NH)は8月8日から17日までのお盆期間の予約状況を公表、両社合計の国際線は提供座席数が前年比0.6%減の72万 1288席、予約旅客数が7.5%減の52万8744人、予約率は73.3%であった。JLは提供座席数が4.4%減の52万3060席、予約旅客数は 9.5%減の38万8020人、NHは座席数が11.2%増の19万8228席、予約客数は1.5%減の14万724人。JLは供給量を前年に比べて減らし、予約もそれにあわせて減少、NHはエアーニッポンの台湾線が加わっていることから供給量は増加、予約もおおむね前年に近いレベルになった。両社とも、中国路線は厳しい状況で、食や地震などによる旅行の手控えに加え、オリンピック開催期間中で動きが鈍いよう。ただし、NHでは「オリンピック後の(予約の)数字はあがってきている」という。
JLは予約率ではハワイ線と米大陸線が96.8%でもっとも良く、韓国線が88.3%と続く。80%を超える予約はそのほか、グアム線の86.1%、欧州線の84.2%となっている。臨時便、チャーター便はこうした予約率の良い方面で設定。臨時便はホノルル線に12便、グアム線に4便の計16便と昨年の13便から増加。チャーター便は計35便で、プラハ、ブタベスト、ザグレブなど欧州行きの6便、ホノルル行きの13便にくわえ、この数年で毎年設定しているパラオの5便などとなっている。また、予約率は72.2%、予約客数で13.4%減のオセアニア線は「ビジネスクラスに限ると前年を上回る」傾向があり、Cクラスの予約が好調な路線はそのほかバンコク線、韓国線、北京線などがあるという。
NHでは、アジア線の予約客数は22.1%増と座席供給数の増加にあわせて伸びを示しており、特に台北線、ソウル線、バンコク線、ホーチーミン線など集客が良いという。また、欧州線の予約客数は3.4%減であるものの、供給量が4.5%減と座席数が減少しているためで、予約率は90.2%となっており、「全般的にみると堅調に推移している」(NH広報室)。
なお、国内線はJLの提供座席数が1.1%減の193万9221席、予約客数は0.1%増の142万613人で予約率は73.3%、NHの提供座席数は4.8%減の200万3425席、予約客数は0.6%減の146万6930人、予約率は73.2%となっている。
JLは予約率ではハワイ線と米大陸線が96.8%でもっとも良く、韓国線が88.3%と続く。80%を超える予約はそのほか、グアム線の86.1%、欧州線の84.2%となっている。臨時便、チャーター便はこうした予約率の良い方面で設定。臨時便はホノルル線に12便、グアム線に4便の計16便と昨年の13便から増加。チャーター便は計35便で、プラハ、ブタベスト、ザグレブなど欧州行きの6便、ホノルル行きの13便にくわえ、この数年で毎年設定しているパラオの5便などとなっている。また、予約率は72.2%、予約客数で13.4%減のオセアニア線は「ビジネスクラスに限ると前年を上回る」傾向があり、Cクラスの予約が好調な路線はそのほかバンコク線、韓国線、北京線などがあるという。
NHでは、アジア線の予約客数は22.1%増と座席供給数の増加にあわせて伸びを示しており、特に台北線、ソウル線、バンコク線、ホーチーミン線など集客が良いという。また、欧州線の予約客数は3.4%減であるものの、供給量が4.5%減と座席数が減少しているためで、予約率は90.2%となっており、「全般的にみると堅調に推移している」(NH広報室)。
なお、国内線はJLの提供座席数が1.1%減の193万9221席、予約客数は0.1%増の142万613人で予約率は73.3%、NHの提供座席数は4.8%減の200万3425席、予約客数は0.6%減の146万6930人、予約率は73.2%となっている。